INTERVIEW
Soutienステンシリーズ共同開発事業者
株式会社リアルエイド 代表取締役 石田 一洋さまインタビュー

株式会社リアルエイド 石田様インタビュー
―まず、従来どのようなカバンを使用されていましたか。また従来ご使用になられていたカバンはどのような良い点や良くない点がありましたでしょうか。

今までは市販のいろんなタイプのリュックを使っていましたが、汚れが目立ったりその他いろいろあり満足できるものはありませんでした。今回開発に携わさせていただき辛口意見などありましたが最終的に良いカバンが出来上がったと思います。

―今回試作カバンを3度試用していただきました。その都度スタッフの方々より貴重なご意見をいただきながら最終型が完成しました。今回のカバンを使っていただくことで以前と仕事にどのような違いがあり改善されましたでしょうか。

先ず初めに感じたことは使用していて身体への負担が楽になったというこです。収納している中身は変わりませんので重さは変わりませんが、カバンを持ったり背負ったりしたときに以前使用していたものとの違いが体感できました。また収納が分けやすくどこに何があるかがわかりやすくなり訪問作業時の効率もよくなりました。

―従来ご使用になられていたカバンと今回訪問看護業界に特化したカバン作りをさせてもらいましたがどのような違いがありましたでしょうか。またスタッフの方々よりどのようなご意見がありましたでしょうか。
石田様

前項でもお話しましたが身体への負担が楽になったということです。同時に持ち運びも楽になりました。スタッフからは「訪問先で収納しやすく使いやすくなりました」「荷物も多く重量もありますが、このカバンを使うことで以前と比べ移動時も少し楽に感じました」など言われていります。

―初回より最終型まで試用していただきましたがその試用過程でご苦労されたことなど裏話等お聞かせください。

初回の試作段階ではあれこれ盛り込みすぎ機能が多すぎて逆に不便になる時もありましたが、試作を重ねるたびに改善され最終型では使いやすく便利になり従事者の身体も楽になり訪問先でより良いサービスが出来るようになったのではと思います。

―今回インクルーシブデザインを取り入れて「世の中の不便を便利にしよう」、いろいろな業種のなかでそれぞれ不便に感じているものをアイテムを用いて便利になっていくことが目標で、それが今回訪問看護・介護業界で、少しでも事業に関わる方に便利を感じてもらうというコンセプトで今現在ものづくりさせていただいております。今後カバンを通して訪問看護業界で何か要望はありますか?

以前お話の話題でもありましたが緊急時の災害バッグがあると世の中でお役に立てるのでいいと思います。また個人的にですが腰痛が緩和できるような腰への負担が更に少しでも軽くなるようなカバンが将来出てくればいいかと思います。